アウディF1、バルセロナテスト初日はわずか27周で終了。トラブル発生も軽微なものと主張「想定していたレベル」

スペイン・バルセロナでスタートした2026年のF1プレシーズンテスト。その初日、今季からワークスチームとしてF1に参戦するアウディは、わずか27周しか走行できなかった。  非公開の“シェイクダウンテスト”として実施されているバルセロナテストは、1月26日にスタート。1月30日までの5日間のうち、各チームは3日間の走行が許可されている。  ザウバーを買収して新規参戦するアウディはテスト初日から走行を行なったチームのひとつだ。彼らはシャシーだけでなくパワーユニットも自社開発し、完全なワークスチームとしてF1に新規参戦する。  そんなアウディの記念すべきニューマシン『R26』は、1月9日にすでにバルセロナでシェイクダウンを実施していた。しかし合同テストの初日は順調とはいかず、現地時間11時30分頃、ガブリエル・ボルトレトの乗るマシンが技術的トラブルに見舞われて赤旗の原因となり、マシンはわずか27周を走っただけで、この日の走行を終えることになった。 ボルトレト自身も「少し短い1日だった」と認めており、次のように語った。 「午前中はかなり順調だった。いくつかの実験装置を積んでテスト項目をこなし、良い方向に進んでいた」 「ただ、シェイクダウンテストだから何が起きてもおかしくない。マシンに大小さまざまな問題が出てくるのは予想通りだ。今回もいくつかの問題が見つかり、残念ながら朝の時点でほぼ1日が終わってしまった。だから今日はほとんど走れていない」 「こうしたことは想定内だ。次のテストや開幕戦で同じトラブルが起きないように、今ここで問題を洗い出しているんだ」 「全体としては、走れていた時間はポジティブだった。新車、新レギュレーション、新パワーユニットで数周でも走れたのは良かった。次に自分がドライブする日は、もっと多くの周回を重ねられることを願っている」  また彼は、トラブルでストップした際のことについてこう付け加えた。 「今日のコース上でのストップについては、あくまで予防的な判断だった。万全な状態でクリーンな走行をするため、完全に原因を理解するまでは走行を再開しないと決めた」  アウディはトラブルの具体的な内容については明かさなかったものの、再発はしないと強調。チーム広報は次のように述べている。 「問題を検知したため、予防措置としてマシンをコース上で停止させた」 「すでに問題点は特定しており、今週残りの走行に向けて修正していく」  ボルトレト自身も、今回のトラブルがバルセロナで残された2日間の走行に大きな影響を与えることはないと自信を見せる。 「想定していたレベルの小さな問題だ」 「不運にも少し早い段階で出てしまい、走行を継続する準備が整わなかったが、データを分析して同じミスやトラブルを繰り返さないようにするつもりだ。そして僕たちが目指すのは、とにかくスムーズに走行して多くの周回数を重ねることだ」 エステバン・オコン、ハース