確定要素ではないようだが・・・ヤフーニュースで発見・・・ 価格4分の1に、トヨタがレーシングカートを商品化する理由

トヨタがGRカート・・・実現するのであれば素晴らしい・・・ トヨタ自動車はモータースポーツや自動車産業の裾野拡大に向け、レーシングカート「GRカート」を商品化する。ガソリンやカーボンニュートラル(CN、温室効果ガス排出量実質ゼロ)燃料で走行する。価格を抑え、レーシングドライバーなどを目指す子どもを持つ家庭が購入できるようにする。販売価格や発売時期、性能などは今後詰める。自動車メーカーがレーシングカートを商品化するのは例がないという。 トヨタは2023年からモータースポーツへの理解を促進するため、水素エンジンを搭載したタイプとCN燃料で走行するタイプの二つのレーシングカーを開発してきた。今回このノウハウを応用し、まずはガソリンとCN燃料で走る「GRカート」を開発・外販する。 トヨタはGRカートを「将来の種まき」(伊東直昭GR車両開発部主査)と位置付ける。レーシングカートの競技人口は最盛期の1995年から減少傾向をたどり、現在は約半減。欧州メーカー製のカートしかなく、価格が約150万円と購入の障壁が高いことも理由となっている。 GRカートでは構造をシンプル化。パイプは安価な規格材を使いながら、トヨタのロボット溶接技術を駆使し、価格を約4分の1程度に抑える方針だ。カートの運搬についても大型バン「ハイエース」ではなくミニバン「ノア」や「ヴォクシー」に搭載できるサイズに収めた。 伊東主査は「夢を見る子どもたちを応援する。プロドライバーになれなくても、エンジニアやメカニックなど将来の車好きを増やすきっかけにしたい」と語る。